昨日の日経平均も大幅に続落。

「落ちるナイフ」のように下げ、

2万7千円の大台割れの寸前まで、

大きな値幅で下落していきました。

政府や日銀の動きも全く冴えず、

日本市場の独自要因のなかには、

下げ止まりの材料はみえません。

もっとも、昨夜の米国市場は、

雇用と景気の回復期待が高まり、

ようやくに反発に転じています。

インフレ懸念はまだ残るものの、

長期金利の上昇は限定的であり、

これも明るい材料といえます。

週末のポジション整理もあって、

いったんここで下げ止まりとなるか、

今日の注目すべきポイントですが、

いくらかリバウンドがあっても、

本格的な反転上昇につながるかは、

相場をめぐる様々な環境を、

よく見極めておく必要があります。

日米で発生した「異変」だけでなく、

国際情勢の中のいくつもの点で、

気になるものがありますので、

次号メルマガ(第369号:5月16日)で、

それらをひとつひとつ点検してみて、

今後の展望を分析する予定です。

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