「リバウンド」とその後の不安要因。
昨日の日経平均は大幅反発。
新たな悪材料が出ておらず、
買い戻しが集中した結果として、
勢い良くリバウンドしました。
昨日も書いているところですが、
米国が中東の紛争解決に乗り出し、
和平に少し希望の火が灯ったり、
菅政権が野党に「泣き」を入れ、
衝突法案を引っ込めたりと、
いくつか良い材料もあって、
買いを支援した格好ですが、
局面が変わり潮目が変わるほど、
大きな材料が出たとはいえず、
昨日の上昇が継続するかは、
いまひとつ注視が必要です。
昨夜の米国株は指標の悪化で、
また下げてしまっていますが、
景気動向とインフレのどちらも、
安定した状態といえない状況で、
相場心理もまだまだ不安定です。
情勢は刻一刻と動き続けており、
バイデン政権の経済対策にも、
菅政権の「延命」戦略にも、
いくつもの懸念が指摘され、
相場への影響も気になります。
昨日の上昇で「下げ止まり」なのかは、
留保しておく必要があると思われるため、
今日以降の値動きを注視していきつつ、
次号メルマガ（第370号：5月23日）で、
また最新情報を踏まえて分析します。
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