「リバウンド」後のトレンドからみた株価の展望。
昨日の日経平均は続伸。
5日連続での上昇ではありますが、
引けにかけては大きく値を消し、
小幅な上昇幅にとどまりました。
株価位置の観点からみると、
このあたりで上値が重くなるのは、
前号メルマガ(第424号:6月5日)で、
すでに点検しているところです。
ここを突き抜けて上昇が続き、
上値を追っていく展開になるには、
世界経済への不安が後退するか、
より強く「玉」が評価されるか、
そのどちらか、もしくは両方が、
必要になると思われるところですが、
現時点ではまだ大きな変化はなく、
上値の重さが意識されてきます。
昨夜も米国市場がまた崩れて、
大きく売りに押されていますが、
大幅下落の後のリバウンドが、
一段落をした後の株価というのは、
相場環境が大きく変化しない限り、
基本的に長期トレンドに従って、
もう一度、底を目指すことが多く、
その意味では相場全体の方向が、
どちらに向かっていくのかを、
俯瞰して捉える必要があります。
「6月相場」への影響のみならず、
今年後半以降を左右するような、
大きな動きはまだ進行中ですので、
次号メルマガ(第425号:6月12日)で、
ひとつひとつの要素を点検しつつ、
今後の相場展望を分析する予定です。
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