「暴落」から「下ブレ」。「反転」の可能性とその条件。
昨日の日経平均は大幅に続落。
ウクライナ軍は善戦するものの、
露軍の大規模攻勢が続きます。
国際法違反の攻撃が続発して、
主要都市が包囲されつつあり、
予断を許さない状況が続きます。
米欧の支援が本格化しており、
「制裁」のギアが上がった結果、
ついにロシア産原油の禁輸を、
米英が決断するに至りました。
無論、欧州や日本なども、
エネルギー価格の急騰により、
巨大な「返り血」を浴びており、
経済への影響は甚大ですが、
米英はそれでもロシア経済を、
抹殺することを選択しました。
この戦争はウクライナにとって、
「危急存亡の秋」でありますが、
ロシアのプーチン政権にとっては、
やはり「終わりの始まり」です。
ただ、これによる「返り血」のぶん、
日本市場も衝撃を受けており、
日経平均の株価位置は、
「弱気」から「暴落」へ、
そして「底」が抜けたように、
「下ブレ」しつつある様子を、
前号メルマガ（第411号：3月6日）で、
お示しした「水準」をもとにして、
確認できるところと思います。
逆に言えば行き着くところまで、
ついに行き着きつつあるわけで、
今後の「戦況」の推移の如何で、
大きく「反転」する可能性なども、
そろそろ考えられましょうが、
いずれにせよこの戦争の行方と、
戦争が国際情勢にもたらした、
世界構造的な大きな変化で、
市場の方向は定まってきます。
これについてはいくつもの点で、
押さえておくべき点があるため、
次号メルマガ（第412号：3月13日）で、
より掘り下げて分析する予定です。
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