「人道回廊」の次にくるものと株価の展望。
昨日の日経平均は続落。
もっとも下げ幅は縮まり、
下げ止まりの兆候もあります。
昨日のエントリーにおいて、
日経平均の株価位置をもとに、
今後の「戦況」の推移の如何で、
大きく反転する可能性について、
触れているところでありますが、
ウクライナ側がここにきて、
「譲歩」の可能性を示唆して、
ロシアと交渉しようとしており、
第三国による「仲介」の話も、
次第に活発化しているようです。
ようやくに当事国同士が合意し、
「人道回廊」をきちんと確保し、
民間人を避難させるという措置が、
実施されるとも報じられており、
連日、続いていた猛烈な下げは、
いったん一服するとともに、
ある程度の買い戻しはありそうです。
しかしながら。
「人道回廊」を設置して、
民間人を避難させることは、
戦闘の終結には直結はせず、
むしろこの次にくる作戦が、
苛烈なものになる可能性を、
暗示するものともいえましょう。
露軍が本気を出してきた場合、
いったい何が起きるのかは、
非常に懸念されるところですし、
どんな作戦を実施するかにより、
他の主要国の今後の行動にも、
大きな影響がありかねません。
一刻も早く戦争が終結するよう、
切に祈っているところですが、
事態はさらに思わぬ方向へと、
変化する恐れもありますので、
次号メルマガ（第412号：3月13日）で、
次に予想されるシナリオについて、
株価展望とあわせて分析する予定です。
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