何が「2月相場」のトレンドを決めるのか。
先週の日経平均は大きく下落。
緊迫する「地政学リスク」に加え、
日本の「第6波」が本格化しており、
ただでさえ不安心理が広がるなか、
米国FRBが歴史的な転換を決めて、
「引き締め」へと舵を切るという、
巨大な下げ要因が重なったために、
一気に株価位置が変化しました。
下げの「メド」を正確に目指して、
過熱から強気、強気から弱気へと、
株価位置が変化していく様子は、
前号メルマガ(第406号:1月30日)で、
詳しく検証している通りであり、
1月のメルマガで述べてきたことが、
極めて正確で市場にあらわれたことも、
前号メルマガで述べているところです。
年初から「今年は厄介な年」であると、
繰り返し述べてきているわけですが、
結局のところ「1月相場」においては、
リーマンショックや東日本大震災級の、
巨大な下げが発生したわけであり、
来月以降の今年の相場の展望に、
大きな影を差している状況で、
明日から「2月相場」を迎えます。
いったん反発・リバウンドしても、
相場環境が根本的に変化しないと、
大きなトレンドは同じでありますので、
何が今回の下落を引き起こしており、
それらの要因がどう推移しているかを、
引き続き冷静に把握・分析をしつつ、
適宜適切な戦略を立てたいところです。
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