当面の「下げのメド」とその後のシナリオ。
昨日の日経平均は反発。
オミクロン株が発見されて以降、
大きな下落が続いてきましたが、
ようやくのことで下げ止まり、
少し上昇して引けています。
もっとも反発とはいっても、
リバウンドといえるほどの、
強い上昇であるともいえません。
昨夜はオミクロン株の米上陸や、
テーパリング前倒し発言などで、
米国株も大幅に下落しましたが、
こうした悪材料を反映する形で、
再び「底」を模索していくことは、
十分に考えられる状況といいます。
無論、薬やワクチンの効果によって、
不安が雲散霧消するという可能性も、
まだ残されているところですが、
現時点ではまだ朗報は少ないです。
当面の下げの目途となるのは、
前号メルマガでも指摘しており、
その通りになりつつありますが、
オミクロン株以外の不安要素も、
いくつか存在するのは確かであり、
もう一段、悪いシナリオへ移行し、
株価が影響を受けることはないか、
次号メルマガ(第398号:12月5日)で、
新たな材料を整理して分析します。
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