日本市場の独自要因と当面の下げのメド。
昨日の日経平均は大幅に反落。
下値を模索する展開となって、
一時、28700円の大台を割りました。
また、前夜未明に先物ナイトでは、
26680円まで下げているところですが、
前号メルマガ(第405号:1月23日)で、
「居心地のいい水準」から割り出した、
当面の下げのメドを意識するような、
大きな下げが発生した形になります。
米国の金融政策の「転換」に加え、
ウクライナ情勢が緊迫していることが、
直接的な下げ要因といえますが、
前夜の米国株は「大暴落」をした後に、
引けにかけて「大逆転」した一方で、
日経平均は下げが止まらなくなり、
下値の模索が続いたというわけです。
米軍が意外な強硬姿勢を打ち出して、
東欧へ部隊を増派するといった、
新たな材料もあったわけですが、
開戦前夜の緊迫が囁かれたのは、
米国時間も同じであったはずです。
なぜ、このようなことになっているのか、
よくよくその理由を考えておかなければ、
今年以降の大きなトレンドの可能性を、
見逃すことになりかねないかと思います。
次号メルマガ(第406号:1月30日)で、
日本独自の要因にも焦点を当てて、
来月以降の相場の展望について、
掘り下げて分析する予定です。
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