相場環境の次元が変わって「12月相場」へ。
昨日の日経平均は小さく反落。
前夜の米国株が続伸を続けており、
日経平均も再びの「高値トライ」を、
「期待」する空気もあったところですが、
朝方、「香港人権・民主主義法」に、
トランプ大統領が署名したと伝わって、
上昇の機運は後退してしまいました。
大統領による署名の拒否が困難なことは、
よくわかっていたことではありますが、
中国は事前に宣言していた通り、
強烈な「報復」の措置をとるとしており、
いずれにせよ全体的な「米中対決」は、
これで少し次元が異なってきています。
これが「第1段階」の「部分合意」に、
どんな影響を与えるかが気になります。
もっとも、米中両首脳ともこの問題を、
「貿易協議」と切り離す意向を示しており、
中国側の「報復」がどのレベルになり、
株価と経済にどう影響を与えるかどうかは、
まだ蓋を開けてみるまでわからない状況です。
米国市場が休場になるという事情もあり、
日本市場は売買代金も膨らむことなく、
少し下落して「様子見」となったところで、
ひとまず値が動かなくなっています。
米中双方の国内事情がどうなるか、
12月のカレンダーを睨みつつ、
次号メルマガ(第293号:12月1日)で、
今後のシナリオを分析する予定です。
また、国内政局も次元が変わっており、
安倍政権がのっぴきならない状況に、
追い込まれてきていることもまた、
上昇ムードに水を差すといえます。
臨時国会の残り会期が短いことと、
重要案件の処理がほぼ確実であるため、
野党が多少、審議拒否をしたところで、
政権側は痛くも痒くもないわけですが、
今後も「説明責任」は燻り続けますし、
そろそろ海外でも報じられてきています。
こういう状況で12月に入るわけですが、
この先、一連の問題をどう落ち着かせ、
どう政権の延命を図るかといったことは、
日経平均の未来を決定付けるだけに、
これまた次号メルマガのなかで、
政権側と野党の戦略シナリオをもとに、
今後の展望を分析する予定です。
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