日米英の12月の重要イベントと日経平均の展望。
（午前0時の更新です）
昨日の日経平均も続伸し、
「高値圏の攻防」が持続しています。
すでにやや「上ブレ」しつつありますが、
米中双方が「第1段階」の「部分合意」に、
まだ意欲を燃やしているとの観測があり、
前号メルマガ（第292号：11月24日）で、
その条件を確認していた通り、
もう一段の高値を記録する「期待」も、
まだ消えたわけでもありません。
売買代金はさほど膨らみませんが、
特段の悪材料も出ていませんので、
「期待」だけでじりじりと上がり、
「高値圏の攻防」が続いています。
ただ、各国の国内事情を考えると、
12月に波乱なくすんなりいくかどうか、
なんともいえない不穏さも漂っています。
トランプ政権は12月のうちにいくつか、
大きな選択を迫られる岐路を迎えます。
次号メルマガ（第293号：12月1日）で、
具体的な詳細を述べる予定ですが、
このうち３つのイベントについては、
良い方にも悪い方にも市場を揺さぶり、
大きく空気が変わる恐れがありますので、
よくよく注意が必要です。
また英国も12月には総選挙が終わり、
いよいよEU離脱の方向性がみえてきます。
選挙情勢はだいぶ固まってきたようですが、
果たして「その後」に何が起きるのかは、
よく考えておく必要がありましょう。
また、日本の政局は臨時国会が、
12月9日に予定通り閉じる見通しであり、
政権側は一連の疑惑の「逃げ切り」を、
図ることが可能とみているようですが、
今週になってまた新たに出てきた材料で、
少し次元の違う雰囲気へと変わっており、
「その後」の政局の見通しについても、
大きな変化の可能性が浮上しています。
日経平均がこのまま「上ブレ」するか、
「上ブレ」したとしても「その後」に、
果たして何が待っているのかということは、
主要各国の国内事情にも左右されますので、
いずれにせよ次号メルマガの中で、
先行きの展望を分析する予定です。
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