市場は何を「様子見」しているのか。
昨日の日経平均は小幅に反発しましたが、
終日、狭い値幅を下落気味に推移しており、
強さを感じさせる反発ではありませんでした。
米国の休場前という事情もありますが、
売買代金もまた記録的な低調ぶりとなり、
「様子見」の雰囲気に逆戻りしています。
米中、英国、欧州、中東のそれぞれに、
依然として「黒雲」がわだかまっていますが、
「一時休戦」して「先送り」された問題が、
結局、どう解決されるかはまだ不透明です。
日本の参院選も公示されましたが、
「本当の勝敗ライン」がどう設定され、
選挙情勢がどう推移していくのか、
また微妙な議席数の配分如何によって、
政界と相場がどう動いていくのかを、
永田町も市場も考えているようです。
今日も突発的な材料が出ない限り、
膠着状態となりそうな雰囲気ですが、
この7月以降に起きることを考えると、
「様子見」の先にどう相場が動くか、
いくつかシナリオがみえてきますので、
次号メルマガ(第272号:7月7日)の中で、
詳しく分析をする予定です。
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