(午前0時の更新です)

日経平均は小幅に続落。

米国株高や個別企業への好決算への「期待」から、

寄り付きから少し高く推移していたものの、

「2万4千円ライン」には届かないまま、

後場になると売りに押されることとなりました。

まだ「先高感」は消えておらず、

比較的、「底堅い」といえる値動きではありますが、

やはり円高が大きな「重石」となっています。

ただ、このまま「上がらない」という状況が続けば、

市場の空気が一変する恐れがあるので注意が必要です。

トランプ大統領の「ドル高」発言にもかかわらず、

週が明けてもドル安傾向が変わらないということは、

今後の日経平均にとって由々しきことといえます。

そもそもムニューチン財務長官の「口先介入」がなくても、

市場がドル安に傾く要因があったことも否定できず、

このままドル安傾向が長期化するようならば、

日経平均の「先高感」は大きく減退しかねません。

無論、ドル安は米国株にとっては「追い風」であり、

また、米国の株高は日経平均への「追い風」ですが、

米国市場では今、ちょっと異常な状況も観測されます。

というのも、株高と同時に恐怖指数も上昇中であり、

「高圧経済」で強引に上昇させられた米国株について、

市場は決して「楽観ムード」一色でもないようです。

市場全体が「何か」に身構えているということは、

「先高感」に基づく相場シナリオが、

突然、終わりを告げる恐れがあるということです。

実際、「下がったから日本株を買う」という機運よりも、

投資家の関心は仮想通貨の乱高下のほうに向いており、

日経平均のエネルギーはその分、削がれているようです。

30日はトランプ大統領にとって初めて(!?)となる、

「一般教書演説」が行われるようです。

ある程度、米国の政策の方向性がはっきりしてくれば、

諸々の不透明感はすっきりとしてくるでしょうが、

口を開くたびにとりあえず世間を混乱させてみることが、

トランプ大統領の「いつものやり方」ですから、

市場に乱気流が発生しないかどうか、

ちょっと注意が必要な状況だとは思われます。

前号メルマガ(第197号:1月28日)にも書いた通り、

軍事的に楽観視を許さない動きが水面下で進行中ですし、

国内政局にもかなり重要な突発事態がありましたので、

「2月相場」で潮目が変わることがないかどうか、

ここは妙な予断や固定概念に縛られることなく、

虚心坦懐に徹すべき局面かと思われます。

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