「令和」の御代に、皆様のご多幸をお祈りしております。
(午前0時半の更新です)
昨日の日経平均は反発。
朝方こそ安く始まったものの、
一昨日の下げ分も含めて挽回しました。
政権中枢からは消費増税と解散戦略について、
いくつもの観測気球が上がっています。
どうしても株価を下げたくない意図があるためか、
日本政府の努力は並々ならぬものがありますが、
昨日は日銀が「2020年春以降」もずっと、
緩和を維持し、「出口論」を封印すると明言し、
これも株と為替を支える材料であるといえます。
日本政府・日銀が従来の方針を大転換して、
財政政策と金融政策の両面で市場を支え、
株価を底上げするというのであれば、
「令和」早々の市場の風景は一変します。
平成もあと数日となった状況でこのように、
日本政府・日銀が動いていることは、
歴史的な政策出動として記憶されましょう。
もっとも。
一連の政権側の努力が実るかどうかは、
単に安倍政権と日銀の努力だけでなく、
内外の情勢にも大いに左右されることは、
何度も申し上げて来たとおりです。
昨日も書いた通り「令和」への改元早々に、
国内政局は大きく動くのは必至ですし、
それ以上に海外情勢はなお流動的です。
新天皇のご即位の祝賀ムードもあって、
日々、嬉しい気持ちが湧いてきますが、
おそらくこの10連休の間にも、
相場が激震する事態があるかもしれず、
緊張感を途切れさせるわけにもいきません。
次号メルマガ(第262号:4月28日)と、
次々号メルマガ(第263号:5月6日)のなかで、
「短縮バージョン」ながら「令和」早々の相場を、
新しい材料とともに分析する予定です。
(第262号が「平成最後のメルマガ」であり、
第263号が「令和最初のメルマガ」になります。)
「なんとか戦争はしないで済んだ」という平成は、
しかし、政治・経済が相当に激動した御代でもあり、
実際、私達の生活は驚くほど変化しています。
「令和」の御代もまた激動が予想されますが、
どんな変化であれ皆様お一人おひとりに、
良いもの、素晴らしいものをもたらして、
ずっと幸せを実感できる時代となるよう、
心からお祈り申し上げる次第です。
本日が平成最後のブログ更新となりますが、
新時代も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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