SQ通過後に上がるか、下がるか。
(午前0時半の更新です)
昨日の日経平均は大幅反発。
米中間で新たな協議が模索されたり、
為替が円安に傾いてきたりと、
それなりに良い材料はありましたが、
かねてからの不安要因も数多く残っています。
にもかかわず、昨日の日経平均は、
「想定外」の上昇を遂げたわけですが、
基本的にメジャーSQ週の値動きには、
あまり合理的な理由がないことが多いです。
日経先物と値嵩株に買いが入ったことは、
株価操作をする際のいつものパターンであり、
材料を吟味してというわけではなさそうです。
火曜に大きく上げ、水曜に反落してと、
ちょっと変則的になった今週でしたが、
久々の「高値波乱」のような形で、
SQを通過することとなりました。
問題はこの後、上がるか、下がるか、です。
無論、SQ要因とはいえ、
先週の下落分がかなり挽回され、
23000円ラインに近づいてきたことは、
内外で勝負をかける安倍政権にとって、
ほっとひと安心といえるでしょう。
材料が満載の「9月相場」ですが、
つまりそれは秋以降の安倍政権には、
乗り越えるべき試練がたくさんあり、
それらにどう対処するかによって、
市場の展望が大きく変わることを意味します。
「株高政策」としてのアベノミクスと、
ド派手な展開をする「外交戦」が、
安倍政権を延命させた二本柱といえますが、
そのどちらも大きな勝負が迫っています。
「日本発」のリスクが台頭中でもあり、
失敗すると致命的なことになるため、
政権側は気を緩めることなく、
かなり本気の努力を続けています。
いくつか「おや?」と思う動きもありますので、
次号メルマガ(第230号:9月16日)のなかで、
それらを整理して先の展望を分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第228号:9月2日発行、第229号:9月9日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す