やはり「先高感」と「冷や水」と。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は127.65円の上昇。
前号メルマガ(第190号:12月10日)に書いた、
来年の日本経済に兆し始めた明るい予兆を、
裏付けるような報道がいくつか続いていますし、
FOMCでの利上げが織り込まれているためか、
113円台の円安が定着しつつあることも、
先週後半からの上昇の背景にあるといえます。
ただ、22900円台では利確の売りに押されてしまい、
ちょっと歯痒い展開ともなりました。
もっとも、23000円といった「節目」というのは、
それなりの「難所」となることが多いですし、
FOMC等の前には「様子見」が広がることも、
極めて一般的な事柄といえますので、
重要日程を平穏無事に通過したならば、
最高値の再更新にトライすることも、
決して不可能ではないと再認識した昨日でした。
・・・となると気になるのは、
やはり突発的な事態による「冷や水」です。
先ほどのNYの爆発はそれほどの規模ではなく、
被害が小さく済みそうということですが、
もし「テロ」なら背景にどんな勢力が存在し、
どんな意図があるかによって、
国際情勢が即座に急変しかねないところです。
北朝鮮情勢は十分すぎるほど危険ですが、
中東情勢もまた最悪の状況に近づきつつあり、
「次の瞬間」にどんな悲劇的なことが起きるか、
世界中が戦々恐々としているところです。
昨日と同じことを言うようで恐縮ですが、
たとえ日経平均の「先高感」に乗る場合でも、
突発的な「冷や水」が常にどの瞬間にも起こり得て、
市場を攪乱する可能性をあると考えた上で、
投資戦略に余力と余裕はどうしても必要でしょう。
そうしたことを肝に銘じながら、
FOMCなどの重要日程を見守りたいと思います。
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