「2019年(新元号元年)7月」の話。
(午前2時の更新です)
先週末、日経平均は22000円に到達。
安倍政権の「奇跡の勝利」が好感された上に、
「異次元緩和の維持」への「期待」などもあり、
大きな調整もないまま上昇が続いています。
今日あたりは「節目」到達の達成感から、
利確の売りが広がる可能性はありますが、
しかし、日経平均は「上値余地」はまだあるとみられ、
実際、海外勢は「割安」と言って買い越しています。
前号メルマガ(第184号:10月29日)で書いた通り、
国内政局の「波乱要因」はまだまだだいぶ先であり、
半島情勢もとりあえず「和平」を模索する段階です。
内外ともに波乱が続いた今年中盤の低迷を考えれば、
22000円は目もくらむような高さにみえますが、
少なくとも衆院選前ここまでの上昇局面には、
危うさは感じられなかったということは、
このブログでも連日、書いてきた通りです。
無論、昨年来あれほどたくさん「まさか」が続き、
相場の暗転に泣かされた人もたくさんいますので、
今回の上昇局面とて突然に情勢が急変してしまい、
急降下が始まる可能性もゼロではありませんが、
先週末の時点では「先高感」が勝っていたことは、
相場の強い動きが雄弁に物語っています。
今週は週末のトランプ大統領訪問という、
特大級の政治日程も控えていますし、
水曜から始まる国会が延長されたり、
臨時国会が追加されたりすることで判明する、
安倍政権の「玉」という新しい材料もあります。
いわば今後の政策的方向性が定まりそうな週であり、
日経平均が「上値余地」いっぱい上昇するかどうか、
よく見極めたい一週間であるといえます。
さて。
前号メルマガで今後の政局に関連して、
大きなシナリオと各勢力の取り得る戦略を、
かなり詳しく分析したところですが、
やはり新元号の元年となる2019年、
しかも7月が「次の焦点」となるという観測が、
静かに、しかし、確実に永田町で広まっています。
与党が「3分の2」の議席を制圧したものの、
実は得票数で野党優勢だった先の衆院選を受け、
与野党とも「次の焦点」に向かって、
早速、猛烈な勢いで動き出しているところです。
野党側には「野党分断」のしこりがあり、
前向きというより後ろ向きの内紛が続いており、
国民の側もそろそろ辟易としてきていますが、
その奥には「2019年7月」に野党側がとり得る、
「勝利の方程式」が厳然として存在します。
一方、与党内では「安倍おろし」が鎮静化し、
政権側の求心力が高まっている状況ですが、
「2019年7月」とされる超重要な政治日程に向け、
大きな波乱の種が育ちつつもあるようです。
「こういうことは語るにはまだ時期尚早か」と、
ちょっと思わないでもありませんでしたが、
「永田町の常識」を意外にメディアは伝えません。
実際、「2019年7月」を焦点にする政局劇は、
今、政界で広く拡がっている「見立て」ですし、
こうした知識があるのとないのでは、
政局観も相場観もまるで変わるはずですので、
前号メルマガでたっぷりと解説した次第です。
興味のある方は是非、お読みください。
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