「花火」と、その後の話。
日銀の決定会合待ち。
大きな「花火」が上がれば、日経平均も大きく上がるでしょうし、
肩すかしをくらえば「期待」も剥落することは誰もがわかる話ですので、
私としては、淡々と、冷静に結果を待つのみです。
上がれば上がったで「対処」する。それだけです。
気になるのは「その後」の話。
前号メルマガ(第79号:10月25日発行)でも触れましたが、
「追加緩和」はどこかでやる可能性があるとは思うものの、
やればやったで、それが「最後のバズーカ」となる可能性もあり、
今後、黒田日銀の手をしばりかねません。
来年にかけて予想されるいろいろな「暗雲」を考えるにつけ、
今やるのが本当に良い手なのかどうかは疑問に残るところです。
「日銀が手詰まり」ということは、
アベノミクスによる「バブル狂想曲」の終焉を意味し、
日本経済全体の大崩落を招きかねない危険な兆候であり、
それゆえに、冷静な投資家にとっては大きなチャンスです。
いずれにせよ、今日の決定会合の中身をふまえて、
次号メルマガ(第80号:11月1日)で考察を致します。
ところで。
最近、ある有名な方が私のメルマガを絶賛して下さり、
急速に読者が増えているようです。
投資に関するあらゆるメルマガや情報商材を知り尽くし、
「ネット業界最強の目利き」とか「日本一、信用ができる方」とされる、
その有名な方(本当にすごい人です)に「必読」とまで言っていただき、
私としては光栄であり、ちょっと戸惑ってもいます。
(実際、神様のような方なので、メルマガで名前を上げてお礼を致します)
もっとも、私のメルマガは、私を「本物だ」と認めてくださり、
黙って熟読して支えてくださっている古くからの読者の皆様のおかげで、
ここまで(次で80本目・・・)発行が続いてきましたので、
従前どおり、読者数の多い少ないはほとんど気にせず、
「日本一の情報の質と量」を目指して、心血を注いで書き続けます。
この夏、8月の上昇局面で天井を「20950―21250円」と見立てたのは、
例の「居心地のいい水準」をきちんと算出できた結果ですが、
もうひとつは、世界経済と日本の政界に訪れつつある「変化」を、
あらかじめ察知していたためであることは読者の皆様もご存じの通り。
世界経済に台頭してくる「危機シナリオ」については、
その多くがこれから発生する可能性のある「未来の話」ですが、
日本の政界の「激変」は、現在進行形で具現化しつつあります。
そろそろ安倍政権に先がみえてきたことや、
あるいは安倍政権が今後も長期で存続するにしても、これまでどおりに、
「官邸の軍師」菅官房長官を「ご本尊」とする政権運営ではなく、
まったく別の体制に移行しつつあることは、
私のメルマガで夏の頃からしきりに書いてきましたが、
最近のニュースをご覧になればほぼ100%正確な「予測」であったことが、
読者の皆様にもご理解、ご納得いただけるのではないでしょうか。
これまた指摘した通り、経済運営もすっかり様変わりしてしまいましたが、
(あたかも別の政権になったかのようですね)
こういう「変化」の到来を指摘したメディアはほとんどなかったと思います。
野党のほうも同様であり、民主に解党、維新に分裂の話が吹き上がり、
共産党は「国民連合政府」という「オリーブの木」をぶち上げています。
どの話も全部、メディアが報じて、アナリストが分析するはるか前に、
私がメルマガで書いてきたことです。
世の中が「日経平均3万円へ」など「アベノミクス礼賛」で騒ぐなか、
私はもう、投資スタンスを「次の時代」を見据えて変えてきていますが、
みんなが気付いた頃に動き出すのでは、あまりうまい投資にはなりません。
私がメルマガに書き続けている「相場観」「相場情報」「相場分析」は、
短期の値動きが当たるとか当たらないとかそういうこと以上に、
こうした「時代をみる目」を主眼としてなされたものであります。
いずれにせよ、相場をめぐる状況は激変しつつあります。
そして、来年以降、また大きなチャンスが来ると思いますので、
昨日も投資仲間と、具体的な長期戦略について話をしました。
その内容はまた、次号メルマガに。
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