値動きは「小刻み」。環境は「激動」。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均はわずか1.43円高。
米国の株高を受けて寄り付きこそ高かったものの、
円高の影響もあってじわじわ押し戻されました。
「米国株高」と「円高」という基本的に相反する材料で、
日経平均は上にも下にも手掛かりがありません。
薄商いで「閑散に売りなし」の相場格言のとおりに、
「2万円ライン」を割り込む下げ圧力も見当たらない一方、
かといってこの水準から「ふわりと軽くなる」材料もなく、
どちらに仕掛けるにも手掛かりが見当たりません。
昨日はそれなりに動いたように思いましたが、
冷静になって見返すと上下の幅は120円しかなく、
やっぱり「小刻み」程度の値動きといえます。
明日から3連休ということもあって、
今日のところは手控えする投資家も多いでしょう。
しかし、相場は「小刻み」でも、
国際情勢も国内政局も水面下で「激動」しています。
安倍総理は、あれほど嫌がっていた閉会中審査に、
ついに引きずり出されることになります。
外遊から帰国してすぐの急展開ですが、
永田町で「ある噂」が語られるているだけに、
思わぬ結末にならないか要注意です。
また、北朝鮮情勢も間もなく結論が出そうですが、
日本にとってはあまりハッピーでない方向の話が、
いくつか聞こえて来ることが気になります。
「地政学リスク」が破裂するのは不幸なことですが、
中途半端な妥協で何も解決されないこともまた、
日本を含む関係国の国民にとって大きな不幸です。
もっとも、それが安倍政権にとって良いかどうかは、
また別の問題であることも否定はできません。
ともあれ、これら最新の「噂」と見立てを整理して、
次号メルマガ(第169号:7月16日)で述べます。
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