おっかなびっくりの「熱い夏」。
昨日の日経平均は4日ぶりの反落。
年初来高値をつけた翌日ですし、
新しく良い材料が出たわけでもないため、
ある程度の調整・下落は当然ではあります。
先物ナイトはさらに下げていますが、
今日以降、「2万ライン」を底堅く守り切れるかは、
今後を占う上で非常に重要なポイントでしょう。
日経平均はさらに上昇できる潜在力はあり、
波静かであれば「今世紀最高値」は射程圏内です。
とはいえ、今年の夏は「無風」とは言い難く、
いろいろな「波乱」や「攪乱」も想定されます。
国内政治は与党内の「夏の政局」が本格化し、
国会閉幕後、むしろヒートアップしています。
会期を閉じて野党から「逃げ切り」をしても、
水面下での与党内の動きはより活発になるだけに、
官邸のダメージ・コントロールはちょっと不安です。
海外に目を転じれば、
そろそろ北朝鮮情勢に何かの動きが出そうです。
米国とその同盟国が軍事的圧力で包囲しつつ、
中国が政治的、経済的に北朝鮮を揺さぶり、
核を放棄させるというシナリオですが、
現時点でこれが成功する見通しは薄い上、
いつまでも工作ばかりも続けていられません。
それがどういうものかはともかくとして、
この夏の間に「何か」が起きるのは間違いなく、
日本にとってあまりハッピーな結果になろうとは、
ちょっと考えられないところではあります。
このところの日経平均株価というのは、
こうした問題をいくつも抱えながら、
おっかなびっくり上昇してきたともいえます。
日経平均には上昇の潜在力があるとはいえ、
どこまで上昇するか、
どのタイミングで上昇が止まるか、
といった点はやはりこうした要因が影響するだけに、
次号メルマガ(第166号:6月25日)で分析します。
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