びっくりしないことが肝要です。
先週末の日経平均はナイトでも大きく下げました。
前号メルマガ(第94号:2月7日発行)に書いたようにこれは、
ある意味では「当然の下げ」といっていいでしょう。
日本企業の「基礎力」がこういう状況では、
マイナス金利のサプライズ効果が3日で剥落してしまった今、
高値を維持するのはちょっと難しくなっています。
無論、「マイナス金利+量的緩和」という壮大な実験が、
やはり「神の一手」である可能性はまだ否定できないとはいえ、
本当にその効果が出てくるにはやはり時間がかかるでしょう。
そこに北朝鮮やら中東やら中国やらの不安要因が台頭してますので、
政権の「株価維持政策」はちょっと難しい局面になっています。
ただ、今週はそういう内的、外的な要因とは全く関係なく、
先物市場が上へ下へと揺さぶられ易い状況となりそうです。
その値動きは「思惑」に基づく「駆け引き」であり、
導き出される株価位置にはほとんど合理性がありません。
毎月、これでパニックになって大損をする初心者もおられますが、
「そういうものだ」と大きく構えてびっくりしないことが肝要です。
中級者、上級者の方なら必ずご存じのことですし、
私も、前号メルマガでも詳しく書きましたが、
慣れてくると一定のパターンがあることがわかります。
突発的な事件で相場環境が急変するようなことがあれば、
また、相場は違うダイナミクスで動くことになりましょうが、
そうではなく、SQ要因だけで不可思議な値動きになっても、
びっくりしないで「ははあん」と笑ってみるくらいで、
ちょうどいいのではないかと私は考えております。
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