「万一」の場合、何が起きるか。
(午前0時の更新です)
日経平均は様子見モード。
朝方に北朝鮮がミサイルをぶっ放したことで、
政府部内にも緊張が走ったようですが、
米国市場は強く、日本企業の業績も悪くはなく、
日本市場が大きく崩れる展開にはなっていません。
しかし、北朝鮮と米国のどちらの側も、
今週末の米中首脳会談を強烈に意識してのことで、
また、日本政府もその緊張感を共有しています。
経済政策の面でも軍事戦略の面でも、
どんなことをやるかわからない怖さがまだありますが、
トランプ政権の出方が読める人というのは、
おそらく(本人含め)地球上に存在しないでしょう。
日経平均は「やや弱気」に傾いたまま、
米国がどう出るかを待っている状況ですし、
何事もなければ再上昇もまだ望める株価位置ですが、
「万一」の場合、何が起きるかだけは、
今のうちから考えておいて損はないと思います。
国会は今日からまた別次元の攻防に突入しそうです。
「組織犯罪処罰法案(テロ等準備罪、共謀罪)」について、
与党にも野党にも「?」と思う動きがいくつかありますが、
いずれにせよ「与野党全面衝突」の構図は変わりません。
安倍政権としては「特定秘密保護法」と「安保法制」に次ぎ、
力攻めによる3回目の「正面突破」をはかる構えです。
政権としてはそれなりの「勝算」があるからこそ、
こうして強引に押しまくっているようですが、
しかし、後から後から「想定外」のトラブルが発生して、
総理の足を引っ張っている状況というのは、
以前の「正面突破」の際にはみられなかったことです。
また、与党内、与党間、そして野党のほうに、
政権の足元を脅かす不穏な動きがあることも、
先月からのメルマガで指摘している通りです。
永田町は相当に緊迫しており、
一手の差し違えが「万一」を招きかねませんので、
次号メルマガ(第155号:4月9日)で詳しく書きます。
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