3月の「難局」と「次のシナリオ」。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は小幅ながら続落。
先週、せっかく上昇しかけたというのに、
今週はぴしゃりと冷や水を浴びて上昇力が鈍っています。
もっとも、だからといって強烈に売り込まれるわけでもなく、
前号メルマガで算出した「居心地のいい水準」に照らして、
強気でも弱気でもない株価位置で停滞しています。
ここから上に行くと予想する人にも、
やっぱり下に行くと考える人にも、
それぞれの予測に合理的な根拠のある局面です。
市場に次の「好材料」がもたらされる前の段階で、
ユーラシア大陸の東か西かの「まさか」等が発生すれば、
日経平均はさらに下げを加速しかねませんが、
困ったことにその「まさか」というのは、
発生してもちっともおかしくない状況にあります。
一方、「好材料」が出てくる予兆もあります。
米国で歴史的な「トランプ・バブル」が進行中ですが、
ここ数日、急速に日本国内の情勢も変化しています。
株価に関して「安倍政権は手詰まり」と言われていましたが、
必ずしもそうとばかりは言えない状況になりつつあります。
私が前号メルマガ(第150号:3月5日)で詳述した、
政権側の「反撃」策の「噂」は急速に広がっており、
この「噂」にあわせる形で「玉」を示唆すれば、
政権独自で「期待」を煽ることも不可能ではなくなりました。
なぜ、例の「噂」が「期待」を煽るのかについては、
次号メルマガ(第151号:3月12日)で申し上げますが、
もし政権が数少ないチャンスに勝負をかけるのであれば、
まずは株価対策に万全を期すのは当然でありましょう。
ここしばらくのメルマガで詳しく述べてきている通り、
この3月は次々と「難局」がやってきそうですが、
それらをうまくいなし、かわすことができれば、
安倍政権も日経平均も(一時的にでも)反攻の機会は来ます。
次々と重要なファクターが日替わりで飛び出してきて、
プロでも脂汗をかくような難しい相場が続いていますが、
どこに落とし穴が待っていて、
何が上昇圧力をもたらすかを冷静に分析するしか、
退場を防ぎ、勝ち抜く方法はないはずです。
3月の「難局」に十分な警戒をするのは当然としても、
その後に来る「次のシナリオ」についても、
きちんと目配せをしておきたい局面といえます。
詳しくはまた次号メルマガで。
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