「運命の首脳会談」。
(午前0時の更新です)
日経平均はやや失速気味ながら膠着状態。
まだ「19000円近辺での様子見」の範囲内ですから、
日米首脳会談の首尾如何によっては、
再度、上昇していく可能性を残してはいますが、
米国側の出方が全く読めない現状では、
積極的に買う理由も特にありません。
ともあれ、総理ご一行は米国に向けて飛びました。
先方の商務長官の就任が間に合わないため、
世耕経産相だけは居残りとなったようですが、
通常なら半年も1年も前から綿密に準備をし、
言葉の一つひとつまで万全を期すべき首脳会談で、
こんなことが起きるのは笑い話のような事態です。
しかし、そんな無茶苦茶な首脳会談の成否に、
日本と日本人の未来がかかっているのですから、
私達にとっては笑うに笑えない話です。
安全保障面の政策はほぼ固まったようですが、
問題は日米両国の経済政策のすりあわせです。
先方の経済政策が支離滅裂で、
しかもまだ詳細が決まってもいないなのに、
当方ばかり「配慮」を求められても困るわけですが、
文句が通じる相手でもなさそうですので、
安倍総理は山のようにお土産を携えていきます。
この「朝貢品」をもって、
なんとか「ご勘弁」してもらえるかどうか。
アベノミクス、そして、日本経済にとっては、
まさに「運命の首脳会談」ともいえる切所です。
前号メルマガ(第146号:2月5日)に書いたように、
日本側の「急所」はある程度、決まっていますから、
先方がなんとか「急所」を外してくれるかどうかで、
週明けの相場の動きは決まりそうです。
今回の首脳会談でどこまでのことが決まり、
どこまで公式に発表されるかわかりませんが、
明日以降の情報を勘案しつつ、
次号メルマガ(第147号:2月12日)において、
私の見立てを述べてみたいと思います。
政策転換で相場が動き始める時は、
一方的な動きがしばらく続くことがありますから、
潮目が読めたら大チャンスになりますし、
読みを外したら破産の危機に晒されかねません。
投資家としては非常に大切な局面です。
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