未来がわかれば、資産を築くことはそう難しくない。
(午前0時半の更新です)
日経平均は続落。
SQ要因もあるのか先物ナイトでは、
16000円台まで下がっています。
(今、ちょうど16660円ですから、
また、あのお馴染みの株価位置ですね)
次号メルマガ(第130号:10月16日)では、
すでに動き出した銘柄をいくつか紹介しますが、
日ロ協議の妥結後に何が出るかは気になるところです。
しかし、その前に米国株がじわじわと下げてきました。
大統領選も最終盤という事情があってか、
どうも米国市場から危なかしさが抜けません。
実際、ここにきてまた「想定外」が発生中です。
トランプ氏についてげんなりする話題が続出し、
ヒラリー氏の優勢は動かないとみられた矢先、
今度は外国の情報機関と思われる何者かによって、
ヒラリー氏側のメールが大量に暴露されています。
ヒラリー氏には「健康問題」と「資金問題」という、
通常の大統領選なら一発アウトの問題が囁かれており、
特に、後者の「資金問題」に関しては、
ある共産国や、複数のテロ集団の噂が常にあります。
トランプ陣営が最後の最後にそれらのネタで、
一発大逆転を狙うことが警戒されてきましたが、
トランプ氏が口を開かずとも第3者が公表すれば、
選挙戦に重大な影響が出る恐れは十分にあります。
「どちらが低レベルか」という競争ならば、
ヒラリー氏はもう逃げ切りモードでしたが、
大統領の職務遂行が不可能となるネタが出れば、
もう当選どころの話ではなくなります。
やはり、「火事は最初の1分。選挙は最後の1分」。
最後の最後に何が飛び出すかわかりませんから、
特に接戦となっている選挙は油断も憶測も禁物です。
当然ながらトランプ陣営は、
来週の最後の公開討論会での逆転を狙っており、
一番強力なネタを出す可能性があります。
さて。どうなるのでしょうか。
もっとも、昨日のブログも書いたように、
ヒラリー氏が競り勝ったからといって、
それが上昇要因になるかどうかは疑問です。
いずれにせよ、米国の大統領選は、
「前代未聞の珍事」の連続ですから、
米国を中心に株価がどう動くかは予測不能。
さらにいえば、高すぎる米国の株価そのものが、
「前代未聞の政策」が7年も続いた結果です。
前例もなく、理論的な裏付けもない事柄について、
短期的に正確な予測をするのはまず無理ですから、
私自身は現時点で「冬ごもり」中であることを、
正しい選択だったと考えています。
もっとも、短期的な予測は困難でも、
長期的な予測はそれが長くなればなるほど、
その精度が増し、正確になるといわれます。
2030年、2040年、2050年といった未来において、
世界と日本の経済がどうなっているかわかれば、
それなりの資産を築くことは、そう難しくないはずです。
だからこそ、たとえ「冬ごもり」中であっても、
超長期的な視点で冷静に時代を読み続け、
望ましい投資戦略を常に考え続けるべきだと思います。
そして、それはそう難しい作業ではありません。
過去のメルマガでも述べたように、
超長期的な予測の「決め手」は人口動態です。
あらゆる指標のなかで、
人口動態の予測が最も容易で狂いがないとされますから、
実際は人口動態だけみていれば富は構築できるはずです。
また、人口動態だけでなく、
補足的ながら決定的な影響を持つファクターが、
あと2つあると考えられています。
そのうち1つは地政学的な要因であり、
これは人口動態とも密接に関係するのですが、
日本の近未来に関するその潜在的可能性について、
ちょっと驚くような内容を、
前号メルマガ(第129号:10月9日)で書いたところです。
前号メルマガの記事は、人によっては腰を抜かし、
また、別の方には勇気が湧く内容だったかと思います。
もう1つのファクターはイノベーションに関するものです。
これもまた、今、現在進行形の話として、
人によっては腰を抜かし、
また、別の方には勇気が湧くような事柄が進行中です。
超長期的な視点で投資をするにあたり、
あえてリスクを取りにいくにせよ、
「安心、安全、堅実」を追及するにせよ、
これらのファクターを押さえておくのは必須です。
次号メルマガ(第130号:10月16日)では、
こうした観点からもちょっと未来を覗いた上で、
負けない投資戦略を考察してみたいと思います。
私の「冬ごもり」解除もまた、
こうしたファクターを勘案して行うつもりです。
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