ちょっと怖いシナリオ。
(午前0時の更新です)
水曜日の日経平均は一時500円安。
火曜日の下げが加速する形で、
「魔の水曜日」になったのは、
毎月第2週によくみられることではあります。
通常なら、このまま木曜日も荒れる展開になっても、
金曜日にするすると戻すはずではありますが、
今週の金曜日は米国雇用統計を控えており、
悪い指標なら、ちょっと怖いシナリオになりかねません。
前号メルマガ(第115号:7月3日発行)に書いたように、
いったん「次の悪材料」が出たならば、
英国ショック時の下値をさらに下回り、
相場全体が再びパニックとなりかねません。
いずれにせよ、昨日の時点で、
「15600円近辺」のラインを、
クリアに抜くことはできないまま失速。
前号メルマガやここ最近のブログで警戒した通り、
英国ショックからの反発局面がいったん終わり、
ふたたびの下値模索が恐れられています。
7月は7月で大きなドラマが警戒されますが、
とにもかくにも今週末の指標が大切。
詳しくは次号メルマガ(第116号:7月10日)に書きますが、
来年以降にかけての世界経済についても、
ひとつの大きな一里塚になりかねませんので、
注意して見守りたいと考えております。
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