(午前0時の更新です)

先週末の米国雇用統計で円高が再加速。

日経平均先物(ナイト)も「底」が割れたようになり、

一気に16250円まで急落してしまいました。

海外から「6月の暗雲」が立ち上り、

6月3日をきっかけに市場が荒れる危険があることは、

以前から警戒してきた通りですが、

メジャーSQを前にちょっと嫌な雰囲気です。

前号メルマガ(第111号:6月5日発行)で分析しましたが、

安倍政権が出した「玉」はそう悪い内容ではなく、

時期はともかく「GDP600兆円」は達成可能かもしれません。

5月中に「構造改革」を含む「玉」が全部出ていれば、

「想定外」の株高があってもおかしくはなかったでしょうが、

いかんせん、調整に手間取るうちに6月となりました。

また、「構造改革」の成果が実を結ぶには、

ある程度の時間が必要になるはずです。

その間、海外で本格的な波乱が発生してしまえば、

日本政府には手の施しようがない場合がほとんどです。

SQ週の動きの「パターン」については、

前号メルマガでも触れましたが、

「パターン」は「パターン」として、

事態は流動的であることは間違いありません。

6月の相場は、上であれ、下であれ、

何があってもおかしくはありません。

相場に振り回されず、損失を受けないように、

注意の上にも注意が必要は局面ではありましょう。

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