(午前0時10分の更新です)

昨日の日経平均は続伸も、31.85円の小幅高。

上昇したのは結構ですが、一時300円以上も高かったのが、

引けにかけてすっかり値を消したことが気になります。

一昨日の戻りが強烈だった印象が強く残っているとはいえ、

冷静に株価位置を見るならば(仮)「水準」の下限ギリギリあたり。

まだ、「あや戻し」といえる程も戻ってはいませんし、

「水準」が「下スライド」したのかどうかも判断ができません。

一応、先週の狂乱状態はずいぶんと後退しており、

市場全体が冷静になってポジションを見つめなおしていますが、

こと、ここに至ると、力強い回復を予測する人は極めて稀。

むしろ、「3月暴落説」が盛んに喧伝されるなど、

「売りで崩して儲けてやれ」という人が増えてきた印象があります。

このあたりのことは、次号メルマガ(第96号:2月21日)でまた書きます。

この間、政治的な意味でも、

政権はじわりじわりと追い詰められつつあります。

相次ぐ程度の低いスキャンダルに国民は辟易としていますが、

政権交代させようにも野党がこの体たらくです。

スキャンダル程度のことで内閣をコロコロ変えたところで、

もっとアホな政権が出るかもしれないリスクがあることは、

今や広範囲の国民が学習していますから、

もし、解散総選挙をやっても自公側は順当に勝てるでしょう。

ただ。

与党内の全ての人が安倍総理を支持しているわけでもありません。

また、前号メルマガで少し触れたパワーバランスの変化に加えて、

ちょっと気になることがいくつか発生しているようで、

もしかしたら永田町の潮目が変わる可能性が浮上しています。

「政界は一寸先が闇」

いかに盤石にみえる政権でも、

「こうなるはずだ」という思い込みは禁物ですので、

次号メルマガ(第96号:2月21日)に気になる点を書きます。

これまで3年間の安倍政権にはなかった変化です。

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