次の転機はいつか。
日経平均は月曜日に16000円前後まで一挙に戻して後、
一進一退の状況を続けています。
表現を変えると、いったん「底」が割れたところから「底」まで戻り、
「底」付近にベタッと張り付いている、といったところでしょうか。
その意味ではまだ、「あや戻し」と言えるほども戻っておらず、
次の転機、次の材料を待っているような状況です。
一応、欧州不安が小康状態になっていますし、
原油安は産油国の協議に光明が出てきました。
当面、日経平均を売り込む新しい材料もありませんので、
もう少しくらい戻すのが当然だとは思いますが、
年初来、世界各地で台頭した不安要因はまだ、
何ひとつとして根本解決されたわけではありません。
次の転機、次の材料がネガティブなものであれば、
やはり、また「底」が割れ、
今度こそ、「水準」も明確に「下スライド」する恐れがあります。
それを防ぐために、今、各国当局は水面下の手当てに必死です。
日銀の導入したマイナス金利は、市場の厳しい洗礼を浴びましたが、
時間がたってみれば「神の一手」となる可能性はまだ残っています。
日本政府・日銀を含む各国の努力によって危機をしのぐことができるか、
それらの努力が期待外れだったり、また、その前に危機が破裂したりして、
ふたたび、「底」が割れ、「下スライド」する事態が生じるか。
次号メルマガ(第96号:2月21日発行)では、
いつ、どのあたりで、どんな転機が来る可能性があるかを考察し、
いくつかのシナリオを考えてみたいと思います。
今月末から3月初旬にかけては、
次のヤマ場になりそうな日程が詰まっていますので、
それらをもとにエントリー戦略を考えておきたいと思う次第です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第94号:2月7日発行、第95号:2月14日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す