日経平均は18000円の手前で足踏み。NYダウも18000ドル前後で停滞気味。

もっとも、機関投資家はもう冬休みに入っていますので、商いが薄くなっており、

「閑散に売りなし」の格言どおり、「掉尾の一振」に期待が集まってはいます。

ただ、日米ともに、当面のいい材料は出尽くしかけています。

日本では、自民党が30日に税制(与党税調)をやりますので、

さこでさらなるサプライズが出れば、株価はもう一段高になりますが、

後退したり、事前に漏れた以上の内容が出てこなければ、いったん調整かもしれず、

私としてはやや怖い感じがしております。(財務省を甘くみてはいけません)

また、この先、第3次政権が繰り出す「玉」に期待する「先高感」はありますが、

正月休みの間に、内外で大きな事件があると身動きがとれませんので、

少なくとも、今のこの高値圏から買っていくのはあまりお勧めできません。

無論、第3次安倍政権は来年、巨大な「玉」を出して株価をもう一段上昇させ、

その余勢を駆って統一地方選と憲法改正で勝負に出る可能性はありますので、

安倍政権を信じる方々は、長期スタンスで買ってもいいのでしょうが、

米国ダウが18000ドルをクリアに抜けられなかったり、

中国のバブル懸念が顕在化したりすると、

わりと大きな調整が発生する危険はありますので、

高値圏からの買いは、損切りを覚悟したり、

ナンピンの余力を残しておくなどのリスク管理は必須でありましょう。

いずれにせよ、「安心、安全、堅実」な「時鳥トレード」の条件には、

まだ、何ひとつ当てはまっていませんので、私は様子見です。

年が明けて、上か下かでチャンスが来たら動くつもりです。

ところで、第3次政権誕生の「ご祝儀」ムードの中、野党側に動きがあります。

細野氏が代表選に出馬を表明し、これを岡田氏が迎え撃ちます。

蓮舫氏というトリック・スターも飛び出しましたが、

誰が代表になるかは「次の総選挙(4年後?)」の構図を決める問題です。

どういうことかは前号メルマガ(第35号:12月21日発行)に書いたとおりです。

維新の党は、これもメルマガで書いたとおり、東西でチグハグに動き始めました。

ただ、こちらは「こじれ」は随分解消され、戦略的な動きのようです。

いくつか新しく入ってきた情報をもとに、より詳しい分析を、

次号メルマガ(第36号:12月28日発行)に掲載致します。

「次の総選挙」に関しては2年後の衆参ダブル説、4年後の任期満了説の2つありますが、

政権交代するしないに関わらず、金融政策は維持され、財政再建は加速されそうですが、

成長戦略や構造改革に関しては安倍政権への反動が総選挙の争点となるかもしれません。

そこから導き出される、理想的な長期的スタンスのポートフォリオについては、

年明けのメルマガ(第37号:1月4日発行)で分析する予定です。

うまく、時代の趨勢と転換期を読み切れば、「億万長者」になれると信じています。

(私は、もう一桁か二桁上の資産形成を狙います)

お正月は、初夢をみて、一年の抱負を作るものです。

せっかくのお休みで、日々の相場の値動きから目を離すわけですから、

4年後、8年後に自分が「億万長者」になった姿を想像し、

具体的な目標をかかげて、大いに「夢」を語りたいと思います。

少なくとも、「夢」を語らずに、「夢」を叶えた人などいないのですから、

この年末年始は、大きく具体的に「夢」を膨らませ、語り、書きましょう。

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