米国の「デフォルト」が回避されるかどうか。
昨日の日経平均も続伸。
日本市場へのマネー流入が、
まだ勢い良く続いています。
重大な政策転換への期待など、
理由があっての上昇であることは、
前号メルマガ（第473号：5月14日）で、
詳しく分析しているところであります。
外部要因さえ破裂しなければ、
このまま市場コンセンサス自体が、
上方向にスライドしていき、
上値余地が拡大しそうであるのも、
合わせて指摘しているところです。
ただ、その外部要因については、
予断を許さぬ部分が非常に多く、
特に米国の「デフォルト」懸念では、
冷静さを欠き、合理性を逸脱して、
破壊的な結末となるシナリオも、
決して絵空事ではないことも、
前号メルマガで述べた通りです。
もっとも、そうした事態だけは、
なんとか回避しようとる動きも、
米国中枢で確かにあるわけで、
昨夜のバイデン大統領の発言は、
一縷の望みを持たせる内容でした。
日本政府と日銀の努力が実って、
このまま黄金期が到来するか、
海外からの大波に飲み込まれ、
また大きく失速していくのか、
その分水嶺にあるといえるため、
いずれにせよ目が離せませんが、
こうしたなかで適宜適切な形で、
売買戦略を立てたい局面です。
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