昨日の日経平均は小幅高。

米国株に「連れ高」する形で、

上昇に転じて引けましたが、

上値が重い印象は否めません。

下げはしなかったとはいえ、

売買代金も膨らむことはなく、

やや方向感のない値動きです。

米国経済の回復が顕著であり、

米国株はバブル状態であることが、

日経平均にも救いとなっていますが、

その米国も政治の状況によって、

冷や水が浴びせられかねないのは、

前号メルマガ(第366号:4月25日)で、

詳しくその内情を分析した通りです。

日本の政界はさらに不安があり、

菅政権の足下は安泰とはいえず、

特に感染状況の推移如何によって、

重大局面もあり得ることもまた、

前号メルマガで指摘しました。

コロナ禍が始まって1年半、

コロナバブルから1年が経過し、

政治が主導しての株高政策が、

いつまで継続するかどうかを、

そろそろ考える時期ですので、

連休前後の諸情勢の変化には、

幾重にも注意が必要といえます。

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