内外情勢の流動化と「コロナバブル」の今後。
（午前1時の更新です）
昨日の日経平均も続伸。
米国をはじめ世界的な株高に、
日本の「2次補正」のインパクトと、
久々に上昇材料が重なった状況です。
実体経済との「ギャップ」が指摘され、
「コロナバブル」とも言われますが、
売買代金も久々に膨らんでおり、
特に危うさのみられない一日でした。
もっとも、相場環境を見ると、
安心し切れないような不安要因が、
いくつも燻り、火勢を強めており、
そのエネルギーを溜めています。
無論、いったん「バブル」になれば、
客観情勢をほぼ無視する形で上昇し、
やがて手痛い目に遭うものですが、
前号メルマガ（第318号：5月24日）で、
海外と国内の状況を点検してみた通り、
新型コロナの感染拡大は終わらず、
国際的な対立の構図が悪化して、
国内政局の流動化も懸念される今、
直近の急騰をもたらした相場環境が、
いつまで継続するかという点は、
冷静に見極めていきたいところです。
「米中対決」は新局面に突入し、
国内の政局も荒れ模様ですので、
次号メルマガ（第319号：5月31日）で、
転機になりそうな日程を分析する予定です。
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