予算成立後、安倍政権がどういう手を繰り出すか。
（午前0時の更新です）
日米同時に政治リスクが炸裂中です。
もっとも、これだけ政権にダメージが蓄積しているのに、
依然として日米とも株価は極めて高いレベルにあります。
政権が崩壊すれば株価も崩落するリスクはありますが、
トランプ大統領が「豹変」して議会対策に成功したり、
安倍総理が窮地を脱して「反撃」の転じたりすれば、
もう一段高になる可能性もないわけではないだけに、
目先の政治リスクだけを材料に売っていくことは、
かなり危険なことであるともいえます。
古今東西、「政界は一寸先が闇」ではありますが、
「一寸先が光」になることも多々あります。
ただし。
前号メルマガ（第153号：3月26日）で書いたように、
日米ともこれだけのことが続いてしまった以上、
事態が収拾されるにはやや時間がかかりそうです。
「闇」が「光」になるといっても、
環境の醸成にはある程度の時間がかかるものです。
とりわけ、4月は4月で「想定外」が発生しかねず、
安倍政権と日経平均の試練はまだ続きそうです。
今日、平成29年度予算が成立する見込みですが、
予算成立後、安倍政権がどういう手を繰り出すかは、
わりと重要なファクターでもありますので、
今日、そして、明日と永田町で起こることに、
じっくりと耳を澄ませて参りたいと思います。
前号メルマガに詳しく書いた通り、
政界の動きは想像以上にダイナミックです。
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