何がどういう条件でこのバブルを潰すのか。
先週末の日経平均は3万円台をキープ。
高値警戒と週末要因などがあるため、
利確の売りに押される形となって、
一時、大台を割り込みましたが、
引けにかけては徐々に切り返し、
3万円に乗せて週をまたぎました。
前号メルマガ（第357号：2月21日）で、
コロナ禍を脱することへの希望や、
政界のゴタゴタと奇妙な安定（？）等、
いくつかの要因を分析しているように、
「バブルの燃料」の供給が続いており、
下がると押し目を拾う動きが出ます。
基本的な大枠に変化がない以上、
上昇圧力も継続すると思われます。
もっとも。
バブルになった相場をいつまでも、
放っておくことはできませんので、
いずれ「バブル潰し」が必要ですし、
当局の意図を超えたところで、
バブルがパチンと弾ける方向で、
市場が動き出すこともあるため、
何がそのきっかけになり、
どういう条件でそうなるのかを、
考えておいた方が賢明といえます。
前号メルマガでそのあたりも、
詳しく分析しているところですが、
おそらくそれは人生の中で、
何度もあるわけではないような、
大イベントになる可能性もあり、
大いに注意が必要と思われます。
バブルの熱狂が広がるなかでも、
冷静さと合理性を失うことなく、
今、相場がどの段階にいるのかを、
常に認識し続けていきたいものです。
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