高市政権にとっての「本番」。
先週の日経平均は上昇後に急落。
「高値波乱」の様相を呈しました。
一連の「外交戦」の成功といった、
高市政権の好スタートを受けて、
終値でも5万2千円を突破して、
史上最高値を更新しましたが、
急上昇した後というのは必ず、
何らかの調整局面が来るものです。
一時5万円を割り込む大調整で、
振幅の大きな一週間となりました。
一応、買い支えの動きもみられ、
「サナエノミクス」への期待が、
持続していることを示しましたが、
問題は本当に期待通りの「玉」が、
具体化してくるのかという点です。
これまで出ている内容について、
前号メルマガ（第603号：11月9日）で、
詳しく分析しているところですが、
失望を招く内容はまだないものの、
期待を超えるようなサプライズも、
特に見られない状況であります。
国会論戦、そして補正・本予算、
具体的な法案の数々という順に、
「サナエノミクス」の全容が、
これからあらわれてきます。
期待通りかそれ以上の内容で、
市場に歓迎されていくのか、
あるいは失望を招いてしまい、
崩落のトリガーを引くのか、
鼎の軽重が問われる「本番」が、
いましばらく続きそうであります。
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