(午前1時の更新です)

連休明けの日経平均は続落。

昨日は日銀などによる買い支え効果もあって、

一時、200円超も下落したのを跳ね返しましたが、

日経平均はなかなか上昇の機運を掴めないでいます。

前号メルマガ(第152号:3月19日)で示したように、

日経平均の「上値余地」はまだまだありますから、

「不透明感」さえ払拭されれば2万円は射程圏内ではあります。

しかし、その「不透明感」をもたらす材料が、

国の内外で後から後から湧いてきているわけで、

日経平均にその命運が連動する傾向の安倍政権の戦略は、

「解散カード」を含めて調子が狂っているわけです。

今週に入ってからもいろいろな不安要因が台頭しています。

国内では安倍政権を直撃するスキャンダルが炎上中です。

海外ではトランプ政権の足元で政治的な火種が燻りつつ、

英国とフランスがリスク要因として警戒されています。

また、東アジアで地政学的な情勢の不透明さもあります。

これらが拡大する日米の金利差にもかかわらず円高を誘発し、

今週もまた日経平均の重しになっています。

先週の時点では少し明るい兆しもみえており、

日経平均も再び最高値を伺う動きをみせはしましたが、

相場の見通しがクリアになると思われた3月15日以降も、

こうして「冷や水」が連続して浴びせられるということは、

4月以降のことを考えるとあまりいいことではありません。

政権側の「反撃」策も思うにまかせないことになりますから、

少なくともこういう状況では2万円の再突破は無理でしょう。

世界的な「政策相場」の真っ最中なのですから、

最低限、日本を含む主要国の政治状況が落ち着いて欲しいところ。

さて。

例の森友学園の一件に関していえば、

総理が外遊中ということもありますが、

今、官邸が水面下でのトラブル・シューティングの佳境です。

ある大物と籠池氏が水面下で直接交渉中と聞いていますが、

3月23日の証人喚問を前に籠池氏と「手打ち」すれば、

当日は「なんじゃそりゃ…」という内容で終わるでしょうし、

逆に「手打ち」も「取引」も成立しないようであれば、

全国的に「なんじゃそりゃー!!」とひっくり返る展開となり、

安倍総理か籠池氏かのどちらかが「終わり」になりかねません。

永田町では与野党ともに籠池氏をあんまり信用しておらず、

「終わりになるのは籠池氏だろう」という見方が濃厚ですが、

籠池氏がなんらかの新たな「物証」の提示に成功すれば、

安倍総理がアウトになる可能性もないわけではありません。

ただでさえ、政権側の政治的ダメージの蓄積は小さくなく、

官邸は苦しいダメージ・コントロールを強いられていますが、

身内から火の手が上がる兆しがいくつかみえているだけに、

慎重の上にも慎重を期したいところです。

先に少し触れ、また前号メルマガでも触れましたが、

4月は4月でいろいろと厄介なことが待っています。

特に4月から予想される海外発のリスクは、

トランプ大統領の政治的苦境であれ、

英国の「ブレグジット」とその余波であれ、

フランスのEU離脱「フレグジット」であれ、

いずれも安倍政権にはコントロール不能のものです。

また東アジア情勢は依然として一触即発の状況ですが、

万一にも「有事」の場合は日本も「当事者」となり、

最大級の影響を被ることにもなりかねません。

安倍政権が明日の証人喚問を無傷で通過させるとして、

ここから日経平均が2万円を再突破する条件については、

内外ともわりとシビアなものが要求されそうですので、

次号メルマガ(第153号:3月26日)で分析します。

★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ

※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第150号:3月5日発行、第151号:3月12日発行、第152号:3月19日)が届きます。

【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】

FC2Blog Ranking
にほんブログ村 株ブログへ

スポンサードリンク

※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】  アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】  霞が関の予言「日本未来設計図」  【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】  「AI時代」と「百年の富」

※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

あわせて読みたい関連記事