「日米交渉」への期待と「米国売り」の恐怖。
先週の日経平均は買い戻されて、
いったん上昇することとなりました。
「ベッセント・赤沢」のラインで、
日米の貿易交渉が開始されており、
トランプ大統領の意気込みにも、
「取引」成立への期待が高まります。
日米交渉が「落とし所」を見い出し、
「関税」を免除・緩和できるならば、
他の国々もそれに続く形となって、
「関税」の打撃が緩和されることを、
期待する空気が広がっている状況です。
これら個別交渉への期待について、
前号メルマガ(第574号:4月20日)で、
指摘しているところでありますが、
だからといって全ての不安が、
解消に向かったわけでもありません。
「貿易戦争」から発展したところの、
「金融戦争」がもたらすものとして、
壮大な「米国売り」があり得ます。
中国をはじめ多くの経済圏が、
「米国売り」に同調すれば、
米国の覇権は消滅しかねずに、
依然として予断を許しません。
また、米国内の動きとして、
FRB議長の解任が模索されており、
中央銀行の「独立性」などが、
脅かされているということも、
前号メルマガで指摘しています。
これまたいずれ炎上すれば、
「米国売り」を招きかねず、
注意を要する問題だといえます。
状況がめまぐるしく変化しており、
ひとつひとつの事情の意味こそが、
大切になってくるところですので、
そのつもりでの注意が必要です。
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