「2番底」か、「再上昇」か。
昨日の日経平均は続伸。
「買い戻し」が続いています。
前号メルマガ（第538号：8月11日）で、
「戻り」のメドに触れましたが、
いったん主要なものを達成して、
ここからどう動くかとという点です。
通常、大暴落があった後には、
いったん「リバウンド」が発生し、
「半値戻し」などを達成すれば、
そのまま「2番底」を目指して、
再下落となるものであります。
しかし今回は「戻り」の最中に、
岸田総理が退陣を表明しており、
秋には新政権が誕生することが、
ほぼ確定している状況であります。
岸田総理は後継指名をしておらず、
政局の「ドラマ」は多様であります。
為替の動きも逆転していますが、
新たな政権の打ち出す経済政策が、
どのようなものになるかにより、
秋以降の相場環境は一変しかねず、
「2番底」を目指すかどうかは、
不透明になってきたといえます。
国内での政局レースに加え、
海外における地政学リスクなど、
他にも踏まえておくべき点が、
いくつもあるのは確かであり、
「ドラマ」はさらにドラマチックに、
相場を左右する可能性が高いですので、
次号メルマガ（第539号：8月18日）で、
夏から秋にかけてのシナリオを、
あらためて分析する予定であります。
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「短縮バージョン」でお送り致します）
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