「高値圏」での再上昇か、「暗転」か。
昨日の日経平均は大きく反落。
自公と国民民主党の政策協議が、
特に前進していないという状況で、
トランプ新政権の人事案をみて、
市場にも警戒心理が働いています。
日米両国の政局・政策の方向性が、
市場にとって理想的でない方向へ、
「暗転」しかねない状況であるのは、
前号メルマガ(第552号:11月17日)で、
詳しく分析している通りであります。
「円安」が進行していること自体は、
基本的に買い材料といえますし、
政権側が出す「玉」によっては、
再上昇に向かっていく可能性も、
まだ残されているところですが、
なまじ高値圏にあるというだけに、
相場環境が明確に「暗転」すれば、
下げ足を強める恐れがあることは、
留意しておきたいところであります。
日米双方の金融政策についても、
波乱と緊張の火種になり得るため、
関係者の発言のひとつひとつに、
振り回される展開が続きそうであり、
そのあたりの要素も勘案した上で、
次号メルマガ(第553号:11月24日)で、
今後の展望をあらためて分析します。
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