「解散」先送りと夏の株価シナリオ。
昨日の日経平均は大幅に続落。
「円高」で株安になるというのは、
ある意味で健全なことでありますが、
上昇していこうにも決定打がなく、
機運が削がれつつあるというのは、
やはり気になるところであります。
夏の上昇をもたらす要素として、
政策要因もあったわけですが、
「解散」が先送りされるなら、
その部分が消えかねないことを、
前号メルマガ(第528号:6月2日)で、
指摘しているところであります。
無論、「解散と公定歩合」については、
「嘘を言っても良い」というのが、
昔からの政界のルールですので、
蓋を開けるまではわかりませんが、
客観情勢が厳しくなっているのは、
前号メルマガ等でも述べた通りです。
いずれにせよ相場環境が変化しています。
「バブル」を担保する要因が残るのか、
本来あるべき水準まで下がっていくのか、
よくよく検討する必要がありますので、
次号メルマガ(第529号:6月9日)で、
あらためて詳しく分析する予定です。
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