この夏の注意点と株価シナリオ。
昨日の日経平均は続落。
株価位置はほぼ変わりませんが、
米国市場のお休みなどもあって、
日本市場への資金の流入が、
いったん止まっているため、
利確の売りの勢いが勝りました。
前号メルマガ(第480号:7月2日)で、
今回の上昇のメカニズムについて、
あらためて確認している通り、
海外投資家頼みである状況は、
依然として変わっておらず、
相場環境が変わらない限り、
日本買いの意欲が継続して、
さらなる上値を目指すことも、
可能性として残されています。
しかしその相場環境自体が、
いつどの瞬間に変化するか、
見通せないのも確かであり、
激変につながる火種が、
いくつも燻っているところです。
やはり本日以降も資金の流入が、
続いていくのかという点が、
最も気になるところであり、
米国の「利上げ」の観測などが、
海外投資家の行動に対して、
どういう影響を与えるのかを、
見極めていきたいところです。
バブル化の条件が揃って、
そのままバブルに至る可能性は、
確かにあるとはいえますが、
まだバブル相場というには、
早すぎる段階であることも、
客観的に認識する必要があり、
バブルが生成するより前に、
冷や水を浴びて弾けることも、
あり得るといえる状況です。
こうしたことを勘案しつつ、
次号メルマガ(第481号:7月9日)で、
夏の株価シナリオを展望する予定です。
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