米景気の後退、石破政権の展望、地政学リスクの行く末。
昨日の日経平均は大きく下落。
株価位置もまた下がっており、
前号メルマガ（第566号：2月23日）で、
あらかじめ指摘していたラインへと、
収れんするような動きになっています。
トランプ政権が発足したことにより、
株式市場に上昇圧力が続くことで、
「トランプ・ラリー」が発生すると、
市場参加者が期待していましたが、
就任後1か月経って出されたものは、
その逆の効果を生む「玉」が多く、
実際、米国経済自体への打撃で、
景気後退リスクが取り沙汰されます。
日経平均がこのような状況下で、
再上昇に転じていくためには、
よほどの材料が必要であります。
石破政権による合従連衡策で、
うまく「野党分断」に成功して、
予算成立の見通しになったのは、
ひとまずは安心材料であることを、
前号メルマガで指摘しており、
年央にかけての政治日程において、
一条の希望がみえそうですが、
さりとて株価の押し上げ要因には、
もう少し何か別の要素が必要です。
地政学リスクも激しく動いており、
好材料と悪材料のどちらもが、
考えられるところでありますので、
それらの諸要因を勘案した上で、
次号メルマガ（第567号：3月2日）で、
今後の展望を分析する予定であります。
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