株高を支える「相場環境」のこの後。
昨日の日経平均は小さく続落。
前週の大幅な上昇の反動もあり、
日米の当局からの「冷や水」を、
いったん見極めようという心理が、
市場参加者に広がったようです。
ただ、下げ足が速まることはなく、
むしろ切り返す様子もみられており、
権利落ち後のリカバリー次第では、
再上昇もまだ狙える位置であります。
基本的に日米双方の「緩和」姿勢が、
この株高局面を支えていることは、
前号メルマガ（第518号：3月24日）で、
検証しているところでありますが、
それらを全面的に逆転させるような、
確固としたコメントはないことは、
留意しておきたいところであります。
もっとも、猫の目よりもめまぐるしく、
しかも大きく変化し得るというのが、
相場環境というものの特徴でもあります。
4月以降は政治状況も大きく動いて、
ドラマチックな展開になることも、
あり得るとみられるために、
次号メルマガ（第519号：3月31日）で、
株高を支える環境が継続するかどうか、
あらためて検証する予定でおります。
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