「バブル」を支える背景と暗転への懸念。
(午前1時の更新です)
月曜の日経平均は大幅に上昇。
「バブル」の勢いはなお盛んです。
先週末の日銀決定会合における、
「ETF売却」の小サプライズを、
すっかり挽回する動きになって、
株価位置もさらに上げています。
「バブル」を許容する相場環境を、
前号メルマガ(第596号:9月21日)で、
詳しく分析しているところですが、
金融政策、財政政策がどちらも、
「株高」を志向する可能性に、
期待が高まってきたことこそが、
この急上昇の背景にあります。
もっとも、そうした背景とは、
いつ暗転するかわからないのも、
頭に入れておきたいところです。
とりわけ自民党の総裁選について、
市場が期待するような結末に向け、
事態が進展していくかどうかは、
不明な部分もかなり多くあり、
思惑とは逆方向に行くのなら、
かなりの厄介になりかねないのは、
前号でお伝えしている通りです。
候補者の顔ぶれもほぼ決まり、
メディア露出が激増していますが、
それゆえに一挙手一投足について、
注意を払いたい局面であります。
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