「お盆明け」と思ったら、市場はまだお盆休みが続いていました。

昨日の東証売買代金は1兆3612億円と、ほとんど無人に近い状況です。

さすがにこれだけ相場が動かないと、誰も儲かりません。

循環物色をしようにも手がかりも材料もなく、

着実に稼げるのは「日経平均先物の秘密エントリー・ポイント」くらいのものでしょう。

ただし、「材料がない」というのは表面での話に過ぎず、

水面下では「天下分け目」の駆け引きが続いています。

アベノミクスが「政策相場」であればこそ、政権の権力基盤がどうなるかは、

中長期的な株価の行方を決定的に左右しますので、

内閣改造に絡む政府・党人事の情報を、皆が手に汗握って見つめています。

前号のメルマガ(17号:8月17日発行)で詳しく書きましたが、

7月、8月と相場がほとんど膠着状態だったそのさなかに、

安倍総裁の党内権力基盤は様変わりしました。

ある人物のある動きによってある資金が動き、

総理総裁を支える「新軍団」が存在感を増しています。

(面白いことに、アベノミクスがその資金を増大させました。株高政策は当然です)

総理を脅かしていたリベラル派も石破氏も、

これだけパワーバランスが変わると手の打ちようがなくなり、

政権が何をやろうと「安倍降ろし」など夢のまた夢。

政府が持つ「玉」はまだまだ豊富ですので、

総理がやりたいことをやりたいタイミングでできるのであれば、

この株価維持政策はまだ継続する公算が高くなってきます。

中東、欧州、ロシアなど、外部要因には不安な要素が目白押しですが、

年初までは世界中でも珍しいくらい滅多矢鱈に下げていた日本市場が、

極めて底堅く推移しているのはやはり良い兆候です。

NY市場の調整さえ落ち着いたならば、

日経平均が再び16000円を目指して上昇することもまた不可能ではなく、

その先にまた、「安心、安全、堅実」なチャンスが出現するかもしれません。

無論、膠着状態なら膠着状態に最適の投資手法はありますし、

じりじりと上げていくならそれなりの戦略もあります。

また、適切な株価位置さえわかっていれば、暴落すらも大チャンスです。

私がどういうシナリオと戦略を考えているかは、適時適切にメルマガでお伝えしていますが、

いずれにせよ、いつまでも相場が膠着することは絶対になく、やがて株価が動きます。

私としては、近いうちに出現するであろう「安心、安全、堅実」なポイントを確実に掴むことに、

全神経を集中させてまいりたいと思います。

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