日銀の「正常化」と「バブル」の成否。
先週の日経平均は失速。
最高値をつけたところから、
大きく値を消すという展開です。
「バブルの入り口」まで来て、
本格的で長期的な「バブル」が、
始まるかどうかの局面ですが、
金融政策が「冷や水」となって、
上昇の勢いが一段落しました。
やはり「最大の難関」は、
日銀の金融政策の転換です。
週末にも観測報道が相次ぎ、
日銀が「正常化」する際に、
どのように政策が転換され、
具体的に何をするのかが、
およそ示されてきた様子を、
前号メルマガ(第516号:3月10日)で、
詳しく点検しているところです。
いよいよ日銀が「引き締め」へ、
一歩を踏み出そうとしている今、
市場参加者がどう受け取って、
どのように反応するのかが、
「バブル」の寿命を決めます。
3月の決定会合の前後まで、
重要な発進が続くとみられ、
市場も一喜一憂しそうですが、
何が上昇をもたらしてきて、
何がそれを終わらせるのか、
あらかじめ頭を整理しておき、
適宜適切に対処したい局面です。
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