やはり日銀が「最大の難関」。
昨日の日経平均は大幅に下落。
前場には大きく買いが集まり、
史上最高値を更新しましたが、
そこで出てきた利確の売りに、
押し戻されての大幅下落です。
気になるのはその背景に、
日銀の意向があることです。
大規模緩和の「出口」について、
要件が揃いつつあるとの見解が、
ほぼ確定的に示されつつあり、
「マイナス金利解除」から、
「正常化」への移行などが、
既定路線になりつつあります。
前号メルマガ(第515号:3月3日)で、
本格的な「バブル」を阻害する、
「冷や水」について指摘しましたが、
やはり中央銀行の金融政策が、
最大の難関になり得ることを、
市場は強く意識しています。
「3月相場」の最大の警戒は、
そのあたりにあるわけであり、
日銀の出方がどうなるかで、
「バブル」が小さく終わるか、
本格化、長期化していくのかが、
決定される可能性があります。
これらをあらためて織り込んだ上で、
次号メルマガ(第516号:3月10日)で、
今後の「バブル」の展望について、
シナリオを分析する予定でおります。
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