日銀の「正常化」と世間の「空気」。
日経平均は大幅に下落。
一時1200円超の下げとなり、
「狼狽売り」という言葉が、
一部のSNSのトレンドになるほど、
一斉に売られる展開となりました。
示唆された日銀の新方針について、
前号メルマガ(第516号:3月10日)で、
分析しているところですが、
実際の政策が決定されるより前に、
いったんポジションを整理しておき、
様子を見ようという心理などが、
下落の背景にあるといえそうです。
日銀の実際のスタンス次第では、
再上昇に転じる可能性なども、
まだ残されているはずですが、
いずれにせよ政策が転換して、
「正常化」へ踏み出すことは、
ほぼ間違いないとされており、
新たな相場環境の下において、
「バブル」を促進するだけの、
世間の空気が盛り上がるかを、
よく見極めていきたいところです。
その意味で「3月相場」というのは、
やはり大きな分水嶺であります。
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