実際の日銀の「正常化」は何をもたらすのか。
昨日の日経平均は続落。
もっとも一時の大幅下落から、
大いに下げ幅を縮めており、
ほぼ前日終値と同じ株価まで、
切り返して引けています。
先週、日銀側から発せられた、
「正常化」へのシグナルは、
確かに市場参加者を警戒させ、
いったんポジションを整理し、
様子見を選択させています。
しかし、この「正常化」自体は、
昨年から既定路線とされており、
具体的な手法と速度の点が、
関心の焦点であり続けました。
そして、近日、実際の決定が、
どのようなものになるのかは、
蓋を開けてみるまでわからず、
日銀の打ち出すスタンス次第で、
どう転じていくか不明であるのは、
前号メルマガ(第516号:3月10日)で、
指摘しているところであります。
3月の決定会合での決断か、
「正常化」のペースはどうか、
金利は実際にどう動くかなど、
いくつもの変数が不明のままで、
むやみに売り込んでいくにも、
一定のリスクがあるといえます。
いずれにせよ、ここから先は、
日銀の実際の決定次第ですし、
出てきたものを受けた上での、
市場全体の「空気」次第です。
こうした観点から状況を整理し、
次号メルマガ(第517号:3月17日)で、
あらためてシナリオを分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中にお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第515号:3月3日発行、第516号:3月10日発行)が届きます。【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す