当面の「下値メド」と日銀の政策「修正」。
昨日の日経平均は大幅に反落。
中東情勢が緊迫しており、
海外市場も不穏となるなか、
日本市場も「連れ安」の様相で、
大きく下げてしまっています。
当面の「下値メド」については、
前号メルマガ(第497号:10月29日)で、
株価位置を分析していますが、
じわりとまたその方向へと、
下げていく兆候を示しています。
昨夜の米国株の急上昇により、
どこまで下げ圧力が後退するか、
ひとまずの注目点でありますが、
今回の日銀決定会合において、
一定の政策「修正」が実施され、
長期金利のさらなる上昇が、
容認される可能性も浮上して、
日本市場もややセンシティブです。
「円安」が多少緩和されるのは、
ある意味で朗報ではありますが、
金利が急激に動く事態になると、
様々な苦境も予想されています。
当面の「下値メド」を睨みつつ、
市場参加者の心理状態の全般が、
どちらの方向に動いていくのか、
見極めていきたい局面であります。
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